黄ニキビと白ニキビの違いに注意(全然違う!)
黄ニキビと白ニキビは全然違う症状なので、勘違いして誤った対処方法を選択してしまわないようにしましょう。
黄ニキビは化膿して膿がたまって膨らんだあのニキビです。
本当はやってはいけませんが潰すと膿がピュっと出てくるやつですね。
ニキビの最終形態ともいえる症状で、真皮にまで炎症のダメージが及んでしまっている事もあります。
一方で白ニキビは単なる毛穴の角栓詰まりです。
別名「閉鎖コメド」と呼ぶように、単に毛穴を塞いでしまっている角栓(コメド)の事です。
毛穴が詰まるとアクネ菌が繁殖する原因になるので、炎症性のニキビの原因になるんですね。
白ニキビはまだ炎症すら起こしていない状態で、ニキビの最も初期段階の症状です。
名前に白と入っていますが、感覚としてはどちらかといえば無色に近いです。
逆に黄ニキビの方が白色に近いように感じるので紛らわしいですよね。
初めに種類わけして色で分類した人のせいです笑
黄ニキビと白ニキビでは、炎症を起こしているかどうか、アクネ菌が繁殖しているかどうかの点で大きく違ってくるので、治療薬の選択には気を付けなければなりません。
炎症を起こしている黄ニキビにはダラシンやアクアチム、ゲンタシンといった抗生物質が効果的だし、非炎症性のコメドである白ニキビには角質剥離作用があるディフェリンゲルという薬がオススメとなります。
お手入れに使うスキンケアは黄ニキビでも白ニキビでも変わらないので、肌質に合ったものをしっかりと選びなおして効率的にケアにつなげていきましょう。