思春期ニキビの治し方は洗顔が命!細かい対処法も紹介
2016/08/20
思春期ニキビはポイントを押さえて簡単に対処
思春期ニキビは原因を理解して適切に対処していくことで簡単に治すことが出来ます。
思春期ニキビができてもスムーズに改善出来る人と、ずっと治らないで青春時代をフイにしてしまう人との差は、思春期ニキビに対する知識量と正しい治し方の実践力にあると考えています。
難しく考えずに適切な治し方を知り実践していくだけなので、今思春期ニキビが治らないで苦しんでいる人はぜひ参考にしていってください。
思春期ニキビの原因
対処法の説明に入る前に、まずは思春期ニキビの原因を簡単に理解しておきましょう。
思春期ニキビができる原因は、成長期のホルモンバランスの変化によって毛穴の皮脂分泌が盛んになり、毛穴が塞がって中でアクネ菌が繁殖してしまうことにあります。
中学生・高校生の学生の方が親と比べて顔が脂っぽいのも、思春期特有のホルモンバランスのせいです。
成長期のホルモンバランスの変化は、成長を止める特殊なホルモン注射以外では対処のしようがないので、対策方法としては他の要因から働きかける必要があります。
思春期ニキビの治し方は洗顔が最重要
成長期特有のホルモンバランスの変化による皮脂分泌が原因で引き起こされる思春期ニキビ。
しかし、ホルモンバランス自体は対策のしようがない以上、対処法として大切になってくるのは当然「分泌された皮脂を落とす洗顔」となってきます。
過剰な皮脂分泌が毛穴詰まりを引き起こすことで思春期ニキビの原因となるのであれば、毎日の洗顔ケアで毛穴の皮脂を落とせば良いだけです。
そして、思春期ニキビケアを選ぶ際には洗浄力が強力な洗顔料を選ぶことが最大のポイントとなります。
テレビCMでも同じみのプロアクティブや、オールインワンタイプで朝練が忙しい学生にも人気なファーストクラッシュが思春期のニキビケアとして最も代表的な化粧品で、実際おすすめとなってきます。
有効成分のサリチル酸は角質柔軟作用があって、毛穴の古い角質汚れを落とす役割を果たし毛穴をキレイに保ってくれますよ。
スキンケアの方法には気を遣おう
中には既にプロアクティブなどの思春期ニキビケアを使ってケアを行っているのに全然症状が改善していかないという人も多いと思います。
なかなか肌荒れが治らず繰り返して予防出来ない原因は、スキンケアを正しく実践出来ていないことにあると考えています。
中高生になって思春期ニキビができたことで初めてスキンケアを始めたという人も多いですよね。まだまだ大人と比べてスキンケアに関する知識や経験が少ないため、正しい方法でケアが出来なくても仕方ありません。
しかし現実問題として、誤ったニキビケアでは肌荒れは治るどころか悪化するだけなので最低限のポイントは抑える必要があります。洗顔と保湿ケアについて簡単に解説します。
洗顔はとにかく優しく丁寧に
まずケアの最初となる洗顔ですが、洗顔が思春期ニキビの治し方で一番大切なのでここで失敗するわけにはいきません。
プロアクティブやファーストクラッシュのような正しい洗顔料を選べていても、洗顔の方法が間違っていては悪化の原因になってしまいます。
洗顔のポイントは、しっかりと洗顔料を泡立てることと(泡洗顔の場合)、手では直接肌に触れないイメージで洗顔料だけで顔を洗っていくことです。
一言で言ってしまえばゴシゴシと洗うのは絶対にNGということです。
プロアクティブの場合にはスクラブ洗顔なので特に注意してください。ケアの途中でじれったくなったり、なかなかニキビが治らないストレスで力を入れて洗ってしまいがちですが、洗顔料の洗浄力自体が強力なので決して力を入れてはいけませんよ。
あとはすすぎも念入りに行うようにしてください。もういいかなと思ってから3-5回くらい追加で行うくらいが丁度いいです。
タオルドライもゴシゴシと水気を拭き取るのではなく、タオルを顔に当てて水分を吸収させるような感覚がベストです。
保湿ケアはやりすぎ注意
洗顔の後には保湿、、、大人がそうやっているから何となく真似しているということもありますよね。
でも、化粧水はまだしも乳液やクリームなどのプラスアルファの保湿ケアを中高生が行う必要はありません。
かえってべたついて肌にストレスを与えてしまえば、スキンケアを行っているのに肌荒れが治らないという最悪のケースになってしまいかねません。
乳液やクリームは乾燥肌の人が使う保湿アイテムなので、脂性肌で皮脂膜を保てる思春期の学生が無理に使うようなケア用品ではないと考えています。
プロアクティブには乳液がついてきますが、セットになっているからといって絶対に使わないといけないワケではありませんよ。
冬などに乾燥が自分でも酷いと感じる場合のみ乳液やクリームで保護するようにしていきましょう。臨機応変に対応出来るようにしておくと将来的なスキルになります。
(ファーストクラッシュは洗顔から保湿までがセットになったオールインワンタイプな上に、スクラブ洗顔でもないのでややこしいことを考えないで済むのは強みです。ケアが面倒な男子に特におすすめかもしれません。)
乾燥肌の場合は?
ここまで、思春期ニキビは脂性肌にできるニキビという前提で話を進めて来ましたが、中には思春期の学生の段階で乾燥肌に悩む人も多いと思います。
空調の影響や運動習慣などの関係で肌が乾燥しやすい体質の人もいますもんね。
乾燥肌の場合には、思春期用のニキビケアでは洗顔が強すぎて上手く改善していかないどころか悪化の原因となるので気をつけなければいけません。
今スキンケアを続けているのに肌荒れが改善していかないという人や、自分でも自覚があるほど乾燥肌だという場合には乾燥肌用の大人ニキビ用化粧品を使ってケアを行っていくことが必要になります。
大人ニキビ用の化粧品は肌を乾燥させずに余計な皮脂汚れだけを落とす優しい洗顔料に特徴を置いていて、乾燥肌のニキビケアとしてもぴったりですよ。
最も代表的な化粧品は、@コスメの洗顔ランキングで1位にもなった富士フイルムのルナメアACです。
もっちり泡でごっそりと毛穴汚れを洗い落とす使用感がとても気持ち良いですよ。
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思春期ニキビに効果的な薬
思春期ニキビに使う薬を薬局やドラッグストアで探す場合、皮膚科で処方を受けることを考えている場合には、症状の進行具合に合わせて薬を選ぶことが大切になります。
皮膚科で診察を受ける場合には医師が症状に合わせて薬を処方してもらえると思うので安心ですが、非炎症性の白ニキビ・黒ニキビにはディフェリンゲルが、炎症を起こした赤ニキビや黄ニキビには、ダラシン・アクアチム・ゲンタシン・べピオゲルといった薬が効果的となります。
市販薬で探す場合には白ニキビ・黒ニキビに効果的な薬は残念ながらありません。ニキビと言えば炎症を起こした症状を念頭に作られている薬が多いため、市販薬では手に入らないのですね。
逆に炎症性のニキビには薬の種類が豊富で、ペアアクネクリーム・クレアラシル・ビフナイト・オロナイン・テラコートリルなどの薬が効果的ですよ。
思春期ニキビケアの細かい注意点(少しでも早く治す)
以下では、一日でも早く思春期ニキビを治すために日常の生活の中で気をつけたい細かいポイントについても簡単に紹介していきます。
前髪が顔にかからないように
ニキビによるダメージ肌に外部刺激は禁物です。おしゃれしたいという気持ちもあると思うのでルールに過度に縛られる必要はないと思いますが、せめて家の中では前髪が顔に触れないように上げるようにしたいですね。
ワックスも使いすぎに注意
整髪料(ワックス)がついた頭髪が皮膚に触れればダメージは倍だと思いましょう。これもファッションとの兼ね合いなので絶対に禁止ではありませんが、ワックスはつけないに越したことはありません。
整髪料がついた髪を流す時も、顔になるべく触れないようにシャワーと頭の角度を上手く工夫してください。
また、頭髪を洗ってから洗顔を行い洗顔後に体を洗うという順番が、洗い残しを少しでも減らすために効果的です。
伊達マスクはほどほどに
マスクは保湿ケアがあるなんて言われていることもありますが、口周りやあごなどのフェイスラインの肌荒れが酷い場合には着用しすぎない方が良いでしょう。
伊達マスクがかわいい・かっこいいと感じる年齢だと思いますが、肌には良くないのでマスクで隠したくても我慢して堂々としていた方が一日でも早く治すことにはつながりますよ。
汗拭きシート・脂取り紙の多用に注意
ちょっと顔の脂分が気になるだけで汗拭きシートや脂取り紙を使っている人はいませんか?
思春期ニキビが気になると、どうしても顔の脂ケアをひっきりなしに行いたくなると思いますが、外から物理的な刺激や摩擦を与えるのはよくありません。
気になる異性がいるとなおさら人目は気になるかもしれませんが、今の感情を優先するより、一日でも治すために我慢した方が賢明だと思いますよ。
せめて体育の授業や部活動の後と帰宅後くらいにしましょう。
洗いすぎに注意
洗顔の頻度を過度に上げるのは肌の状態を悪化させる可能性があります。
脂が原因でも、洗顔料を使った洗顔は朝と夕の2回だけで十分です。水洗顔も体育などで大量の汗をかいた場合を除いて何回も行う必要はありません。
夜更かしはしない
肌は寝ている間にしか回復しないという事実があります。
スマホを買ってもらって深夜のLINEが楽しかったり、体力が有り余ったりドラマやバラエティが楽しくて夜寝れない年齢だと思いますが、早く寝なければ肌の細胞を回復させるチャンスを失うだけではなく、肌荒れが起きる可能性が高くなってしまうことも忘れないようしてくださいね。
まとめ
- 思春期ニキビは適切な治し方を知り実行する事で、意外と簡単に治すことができる
- 思春期ニキビの原因は成長期特有の過剰な皮脂分泌
- 対策の最大のポイントは洗顔で毛穴の角質汚れを落としてあげること
- 薬は症状に合わせて適切な薬を入手しよう
- 生活の中で細かいポイントを意識出来れば予防効果も高まり治りも早くなる