ニキビは皮膚科へ行けば絶対に治るわけではない!
2017/01/26
ニキビは皮膚科へ行けば治る?
ニキビは皮膚科へ行けば治ると期待して、今皮膚科に通っている方やこれから皮膚科で診察を受けようと考えている人はとてもたくさんいると思います。
子供がニキビで悩んでいてとりあえず皮膚科に連れていこうと考えている親の方もいるかもしれませんね。(ニキビに関する知識が少なければ他に簡単な選択肢がありませんもんね。)
もちろん、皮膚科でニキビ治療を行っていくにあたって、ニキビが治ることを期待するのは当然だし、期待して全然OKなのですが、
「ニキビは皮膚科へ行けば必ずしも治るわけではないよ」
というのが私のような経験者の意見でもあります。初めの1週間くらいは改善傾向を見せるものの途中から治りが止まったりすると、「このまま皮膚科へ通えばニキビは治るかも」と期待だけは抱けてしまうのが逆に怖いところでもあります。
治らないどころか結果として悪化してしまう場合があるのも嫌なところです。ヤブ医者みたいな皮膚科に当たってしまうと、毎回ベルトコンベヤーの流れ作業みたいにチェックしたフリをして薬を処方して終わりみたいな皮膚科もあるので注意してくださいね。
皮膚科医にも皮膚科医で得意分野と苦手分野があるのでしょうが、明らかにニキビ治療が得意そうではないかなと感じた皮膚科は避けた方が良いと思いますよ。生活習慣のアドバイスなど積極的に行ってくれる皮膚科が信頼出来ると思います。
ニキビは皮膚科へ行けば100%治るなら、これだけニキビに悩んで苦しんでいる人はいないはずですもんね。皮膚科には厳しい目を持って通うようにしていきましょう。ニキビを治すためには受動的になってはダメですよ。
ニキビを治すには?
ニキビが皮膚科へ通っても治らないのは、
「そもそもなぜニキビができるのか?」
その原因にしっかりとアプローチして潰すことが出来ていないからだと感じています。
皮膚科でもらえるニキビ治療薬はあくまでも、
「今あるニキビを治すためのもの」
であって、ニキビ発生を予防するものではないと考えてください。するとどうしてニキビ肌が治らないのか自ずと答えも見えてきますよね。
それは、
「ニキビが治ってもそれと同等もしくはそれ以上のペースでニキビが繰り返しているから」
に他なりません。しかも抗生物質のような協力な治療薬は使う期間が長引くと耐性がついてしまうこともあり、ニキビを再発させている内に効果が体感出来なくなってニキビ肌が治らないまま定着してしまう危険性もあります。
そこで皮膚科へ通うと同時に手を打ちたいのがスキンケアに使う化粧品選びの見直しです。
そもそもニキビができるのは毛穴に皮脂汚れが詰まって、毛穴内でアクネ菌が繁殖して皮膚が炎症を起こすことが原因として挙げられますが、この原因を潰すための毛穴ケアは毎日のスキンケアの役割に他なりません。
このスキンケアが安定しなければ、どれだけニキビを治す治療薬を駆使しても、治しても治しても再発するだけで少しずつニキビ跡が増えてきたり肌にもダメージが蓄積されていってしまいます。
今ニキビに悩んでいる方であれば誰もがニキビケアは行っていると思いますが、治らずに苦労しているということは化粧品が肌に合っていないのかもしれませんね。
ニキビに使う化粧品は種類が多すぎて、自分の肌に合った化粧品をたまたま選択出来る可能性ってけっこう低いと想像しています。だからこれだけニキビに悩む人が減らないんですよね。
そして合わない化粧品を買ってしまったからといって続けたり、薬だけに頼って特に改善しなかったり。(化粧品はトライアルがあれば活用したいところです。)
特に洗顔で乾燥感を感じるような洗顔料は一発でアウトです。皮脂が原因でニキビが発生するとはいえ、肌の乾燥もニキビを増やすのでダメなんです。
ここはニキビケアの落とし穴でもあって、実際は乾燥にも気をつかないながら毛穴汚れを解消していかなければなかなかニキビは良くなっていきませんよ。
思春期の男子学生ほどのオイリー肌でなければ、これは多くの方に当てはまることだと思います。
洗顔で肌に乾燥感を感じることが多い場合には、こんな洗顔料がきっかけになりますよ。