ニキビの新薬 ベピオゲル
2016/01/22
ニキビの新薬といえば2015年4月1日に保険適用内で処方が開始された「ベピオゲル2.5%」ですね。
主成分は「過酸化ベンゾイル」。効果は「角質剥離作用(ピーリング)」と「抗菌作用」です。
副作用としては「腫れ・乾燥感・刺激感・かゆみ・紅斑・落屑」などがあります。
主成分の過酸化ベンゾイルは海外のプロアクティブに使われていて、欧米のニキビケアでは一般的な成分のようですね。
漂白作用があって、衣類に付着すると脱色してしまうリスクがあるので使用の際には注意をしないといけませんね。もしかしたらこの辺の理由が日本で保険適用内で処方がされていなかったことと関係があるのかもしれません。
(※あとで調べてみたら、昔、濃度が高いまま使用して副作用が強く出てしまった例があったみたいです。それで厚生労働省の承認がなかなか下りなくなってしまっていたみたいです。)
さらに、使用したら患部は日光に晒せなくなるので、使用するタイミングも気をつけなければいけません。制約が厳しいので寝る前の使用がメインになってくると思います。
副作用は羅列するとたくさんありますが、これらの副作用はどのニキビ治療薬でもある意味「おなじみ」の副作用ばかりなので、それほど神経質になる必要は無いと思いますよ。
ただベピオゲルは若干、副作用が出る可能性が高めな印象を持っているので、もし副作用が出た場合には皮膚科で再診を受けて相談した方が良いと思います。
価格は3割負担で540円なので、一度試してみる価値はあると思いますよ。