ニキビの場所による違い
2016/08/20
ニキビといえばおでこ!
未だにそういうイメージが強いのも間違いありませんが、実際問題、ニキビができる場所っておでこだけではありませんよね。鼻にだってできるし、口まわりや頬、あご、首、首の後ろ、背中・胸・デコルテ、それに頭皮やお尻にだってできます。
ところで、「ニキビはできる場所によって違う」というのをご存知でしたか?
例えば、おでこ・鼻といったTゾーンにできるニキビは思春期ニキビと分類されることがあり、思春期特有のホルモンバランスの変化を原因として発生することがほとんどです。ホルモンバランスが変化して皮脂分泌が促進されてしまうんですね。
一方でTゾーンより下、口まわりやあごなどのUゾーンにできるニキビは大人ニキビと呼ばれます。大人ニキビができる原因は、乾燥やストレスによってお肌のターンオーバーに異常が生じることです。
大人になると乾燥肌になる人がほとんどですが、それに伴うかのようにフェイスラインにニキビ吹き出物が大量発生して悩む人も多くいます。
思春期ニキビの皮脂分泌と大人ニキビの乾燥では、原因が全く逆のように感じますよね。
実はそうなんです!ニキビはできる場所や年齢に合わせて対策を変える必要があります。今回のケースで言えば、おでこや鼻にできたニキビには皮脂を取り除くことが、あごや口まわりにできたニキビには大人ニキビ用の化粧品で潤いを与えることが大切になってきます。
もちろん、これは一つの分類の仕方であって、場所・年齢だけでなく、肌質による違い、さらには個人差もあるので一概には言えません。
今回のケースでも、20代以降の大人の方でおでこや鼻のニキビに悩んでいる方や、逆に学生の方で口まわりやあご、首や体のニキビに悩んでいるという方もいると思います。
そんな場合にはどうしたらいいの?と気になるところかもしれませんが、基本的には背中や胸・お尻など体を除く顔のニキビであれば、場所より肌質に合わせてケアを選んでいくという方法がおすすめになりますよ。
その他のニキビの分類の仕方や、もっと細かい対処方法に関しての話はまた別の機会でしたいと思います。