ニキビができる原因の年齢による違いをおさえよう!
2016/08/10
ニキビができる原因といえば、すぐに思い浮かぶのはテカテカの脂ですよね。
確かにニキビができる最終的な原因は毛穴に「皮脂が詰まること」ですが、そこに至るまでの道筋には、年齢や肌質によって大きな違いが生じてきます。そしてその違いがニキビを治す上でとても大切だったりします。
根本的な原因が違えばそこから導きだされる対策方法も変わってくるので、しっかりと原因を把握することが必要なんですね。
例えば、学生時代の思春期には、思春期特有のホルモンバランスの変化による皮脂の過剰分泌がニキビの原因になることが大半です。
まさに脂のイメージそのもので、男子の方が症状に悩まされる人が多いように感じています。
思春期ニキビは皮脂腺が豊富なおでこや鼻のTのゾーンにできやすく、人によっては大学生くらいの年齢まで症状が続きます。
思春期ニキビケアといえば、プロアクティブがCMでもおなじみで有名な化粧品です。
一方で大人になるにつれて、乾燥肌を原因とした大人ニキビに悩まされる方も増えてきます。
お肌が乾燥すると、乾燥を補うために皮脂の分泌が促進されますが、乾燥によって毛穴が正常に機能していないため、分泌された皮脂がそのまま毛穴に詰まってニキビの原因となってしまうんですね。
大人ニキビができやすい場所は、鼻の下や頬・顎などのフェイスライン、いわゆるUゾーンと呼ばれる場所です。
大人になってからできるニキビは単に吹き出物と呼ばれることも多く、意外と2016年現在でも、あまり大人ニキビという言葉自体知られていなかったりします。
そのため大人の乾燥肌に、さらに乾燥を引き起こすような思春期ニキビ用の化粧品でスキンケアを行っていってしまい症状を悪化させてしまう方がまだまだたくさんいます。
大人ニキビがなかなか治らないと言われる要因の一つになってしまっていますね。。。
あとは、年齢や肌質に関わらず食べ物や睡眠などの生活習慣にも少し気を配ることで、より効率的にニキビを克服していくことができると思いますよ。
とはいえまず重要になってくるのはしっかりと肌に合った化粧品を選択してスキンケアを行っていくことです。予防ケアが徹底されて初めて、生活習慣の改善や薬の使用など他の対策方法も活きてきます。