おでこにきびの治し方と徹底的な予防ケアを解説!
おでこにきびの治し方(予防編)
おでこのにきびはフェイスラインのにきびと比べて治す事が簡単です。今おでこのにきびが治らないと悩んでいる人は安心してください。これからおでこにきびの治し方と予防方法を解説します。
肌質に合わせたスキンケアが命
おでこにきびの治し方で大前提となってくるのが、おでこの肌質に合った化粧品を使ってスキンケアを行えているかどうかです。
毎日の洗顔を中心としたセルフケアはにきびの原因となる毛穴の汚れをしっかりと落とし、潤いを保つことで毛穴を詰まらせずに肌のターンオーバー機能やバリア機能を高める役割を果たします。
そんなスキンケアがしっかりと機能しているかどうかは、今あるおでこにきびを治す上でも予防する上でも大切になります。
おでこの肌タイプを見極める
一般的におでこは口周りや頬などのフェイスラインと比較すると脂っぽい事がほとんどです。
皮脂分泌が盛んな思春期におでこにきびが大量発生しやすいのも、おでこがUゾーンより皮脂腺が豊富なことに起因しています。
したがって思春期の学生であれば、大抵の場合は分泌された過剰な皮脂を落とす強力な洗顔料をケアに選べば間違いありません。
強力な洗顔料を使って丁寧にスキンケアを続けていき、乳液やクリームなどの保湿ケアはべたつくなら避けるというのが必勝パターンです。
有名な思春期ニキビケアにプロアクティブがありますが、セットになっているからといって乳液を無理に使うと悪化する可能性もあると思います。(私がそうでした。)
オイリー肌のおでこにきびケアは洗顔料と化粧水だけでも十分だと思いますよ。
乾燥肌の場合のおでこにきびケアは注意
一方で、皮脂腺が豊富なおでこですら乾燥しているという超乾燥肌の人も少なくないと思います。
20代以降の大人になれば性別問わず皮脂分泌が落ち着いてきて逆に水分量が不足して乾燥する事がほとんどだし、最近では中学生・高校生の学生でも乾燥肌に悩む人が増えてきているように感じています。
いくら皮脂分泌量が多いおでこであっても肌に乾燥感を感じているのであればケアを変えていく必要があります。
おでこが乾燥しているのであれば、選ぶべきにきびケアは「大人にきび用化粧品」です。
大人にきび用の化粧品は乾燥肌用のにきびケアと言い換えることも出来て、大人になるにつれて乾燥しがちな肌に発生してしまったにきびに対処するために作られた優しめのコスメです。
乾燥肌のおでこに対して強力な洗浄力を持つ洗顔を行い毛穴の乾燥が悪化すると、毛穴が詰まりやすくなってにきびの悪化を招きます。
それを防ぐために大人にきび用の化粧品では強力な保湿ケアと、乾燥させない優しい洗い上がりの洗顔料に最大の特徴があります。
不要な皮脂だけを落とす絶妙なバランスが求められているんですね。
乾燥肌のにきびケアは適切な化粧品を見つけなければ悪化の一途をたどってしまう危険性があるという事でもあります。(体験者も多いのでは?)
でも、おでこにきびは皮脂腺が少なく乾燥しきったフェイスラインにきびと比較すれば、そこまで繊細さが求められないため、正しい治し方さえ実践していけば簡単に治していく事が出来るのでまだ安心です。
思春期にきび用の化粧品を使ったけど改善しなかった学生の人や、おでこが乾燥している実感のある大人の人は大人にきび用の化粧品を使うだけでも症状の変化を感じ取れると思いますよ。
例えば、
>>>乾燥させないこの洗顔!
は@コスメの洗顔フォーム部門でランキング1位を獲得した実力派です。
生理前になるとおでこにきびが重症化する
生理前になるとおでこにきびが悪化する女性も多くいます。これは生理前の女性ホルモンバランスの変化によって水分量が減って肌が乾燥する一方で、プロゲステロン優位になることで余計な皮脂分泌が促されて塞がりやすくなって毛穴に皮脂が詰まってしまうからです。
肌荒れができる悪循環に自動的に陥ってしまうのが生理前の周期にきびの怖いところですが、乾燥肌における皮脂ケアさえしっかりと実践出来れば吹き出物の発生を予防して美肌を保つことは十分に可能です。
生理前のブツブツに対しても大人にきび用の化粧品が有効になってくるんですね。
前髪をおでこに触れないようにすべき?
おでこにきびの予防方法でよく言われるのが、前髪を上げておでこを露出するようにすべき、整髪料は使わず刺激は避けるべきという事です。
この方法は確かに予防方法としては有効ですが、あくまで小さな手段の一つであって過度にこだわる必要はありません。家の中では前髪を上げるようにするだけで十分で、外出時には髪型もおしゃれとして楽しんだ方が健全だと感じています。
おでこにきびに効果的な薬で早く治す
最後におでこにきびに効果的な治療薬選びについても解説します。
定義上はにきびを治せるのは薬、化粧品は予防までなのですが、実際問題として肌に合ったケアさえ見つけてしまえばおでこにきびの症状も落ち着いてくるので薬は余裕のある人のみ活用していけばOKだと考えています。
治療薬を選ぶ際のポイントとなるのは今度は肌質ではなく症状それ自体に合わせて選ぶ事です。
非炎症性の白にきび・黒にきびに効く薬
にきびの初期症状でもある毛穴の角栓に対しては「角質剥離作用」を持つ薬が効果的です。
角質剥離作用を持つ薬は皮膚科で処方してもらえるディフェリンゲルです。市販薬では白にきび・黒にきびに合う薬はなかなか無いので、薬がないと不安だという場合には時間を作って皮膚科で診察を受けるようにしてください。
炎症性の赤にきび・黄にきびに効く薬
炎症を起こしアクネ菌が繁殖した状態であるにきびには「抗炎症作用」「抗菌作用」を持つ薬が効果的です。
抗生物質を含めるとたくさんの種類があって選びきれないくらいレパートリーが豊富です。
処方薬であればダラシン・アクアチム・ゲンタシン・べピオゲル2.5%が、薬局やドラッグストアで購入可能な市販薬にはペアアクネクリームW・オロナイン・ビフナイト・クレアラシル・テラコートリルなどがあります。
まとめ
症状に合った薬と肌質に合った化粧品を使ったスキンケアがおでこにきびの治し方の全てです。
ケアが噛み合えば簡単におでこにきびは改善していくので、今なかなか治らない繰り返してしまっているという場合には化粧品や薬を見直してみると一番早い解決方法になると思いますよ。